ジンバルに頼らず、手ブレを極力抑える方法(設定)【iPhone撮影テクニック】 

私たちの生活にiPhoneは欠かせない存在ですが、一方で普段、持ち歩くことの少ないアイテムに「ジンバル」というものがあります。ジンバルは、動画を撮る際に手ブレを抑えるための便利なツールなのです。しかし、ジンバルを持っていない場合、どのようにして手ブレを抑えることができるのでしょうか?

私は、こうした状況でいつも3つの方法を実践しています。これらの方法は非常にシンプルで、撮影初心者でも簡単に実行できます。今回は、その3つの方法について詳しく説明します。

ジンバルに頼らず、手ブレを極力抑える方法(設定)

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この映像は仕事帰りに撮影したものです。ジンバルを持っていなかったので手持ちですべて撮影しました。ジンバルが無くてもiPhone13proなら、ここまで安定した映像を撮影することができます。

では、この映像を撮影する時に私が実行した3つのことを書きますね。

1. 忍者歩きをする

腕は伸ばし切らずに肘(ひじ)を少し曲げた自然な状態を維持する。歩行時は踵(かかと)から着き、その後、爪先をつけて歩く。歩幅はできるだけ小さく、小刻みにする。

また、iPhoneカメラを右から左、左から右、あるいは上から下、下から上に移動しながら歩くときは、膝(ひざ)をまげて、なるべく歩幅は狭く小刻みに歩く。これらを意識することで手ブレはかなり抑えられる。

2. フレームレートは60fps

撮影時のフレームレートは60fpsにしておく。24fpsや30fpsより映像が滑らかになるので、手ブレを誤魔化すことができます。また、60fpsで撮影しておくと、スローモーションにしても映像が綺麗なまま(カクつかない)ので、さらに手ぶれを誤魔化すことができます。

3. レンズは超広角

レンズは倍率を上げれば上げるほど、映像はブレやすくなります。倍率を上げてしまうと、少しの動きで映像がガクンとブレてしまうのです。

なので歩行しながらの撮影時は、iPhone13proの場合は倍率を0.5xに設定しておきましょう。もちろん歩行しない場合は、倍率を上げても構いません。

まとめ

今回の手ぶれを抑えるテクニックを知っていれば、今までより、より安定した動画を撮影することができます。それは間違いありません。以上、「ジンバルに頼らず、手ブレを極力抑える方法(設定)【iPhone撮影テクニック】」という話題でした。


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