いろんな企業のホームページを見ていると、99%以上(限りなく100%に近い数字)でPR動画が組み込まれていません。超大手企業でも積極的にPR動画を作っていないのが現状です。
文字で書くより動画にして「目で見て・耳で聞いて」もらった方が、短時間(30秒ほど)で自社や商品を理解してもらうことができます。それほどPR動画の力は大きいんです。
せっかくホームページを持つなら、ホームページからお問い合わせが来たり、ホームページを通して商品を販売できたりしたほうがいいですよね。ホームページにPR動画が組み込まれていれば、強力な後押しになります。
ということで、PR動画のメリットを一部お話ししたのですが、PR動画を作る上で絶対に外してはいけないこと、PR動画を作る上でのコツを書いてみたいと思います。
そのコツさえ掴んでPR動画を作り、ホームページだけでなく、ブログやYouTubeに組み込むだけで、これまで以上に集客でき売上アップにつながるはずです。
PR動画の作り方(構成):これさえ押さえておけば失敗しない
① PR動画のゴールを決める
PR動画を制作する上で、一番大切になってくるのが、「ゴール・目的」です。そのPR動画を通して何をしたいのか?何を伝えたいのか?何を達成したいのか?が明確であればあるほど、どういう情報を発信したらいいか?といったことが自ずと決まってきます。なので、まずはPR動画の「ゴール・目的」をしっかりと決めて制作に取り掛かることが大切です。
② ターゲット、ペルソナを決める(欲しい顧客を特定する)
上記で「ゴール・目的」をしっかり決めることが大切と言いましたが、それと同じくらい大切なのが「ターゲット・ペルソナ」です。自社の商品を誰に売りたいのかを決めるのです。
実はターゲットとペルソナの意味は似通っているのですが、ペルソナの方がターゲット層を深掘りして、人物像をよりはっきりさせたものになります。(ちなみに、ペルソナとはマーケティングで利用される概念で、「サービスや商品を利用する、顧客のモデル」のことを言います)
年齢、性別、仕事、趣味、家族構成、ライフスタイル、価値観、出身地など、実際にその人が実在しているかのようにイメージして、仮の顧客プロフィールを作成するのです。PR動画の制作に関わる人は、このペルソナを共通認識としてイメージすることで、方向性がブレていないPR動画に仕上がるのです。
ペルソナの例
- 鈴木弘子35歳女性
- 京都市出身
- 3人家族のママ(パパ40歳、子供10歳)
- 結婚と同時に仕事を辞め、今は専業主婦をしている。
- 趣味は映画鑑賞で、友人が休みの日に一緒に映画を観に行っている。映画の帰りに友人とカフェを巡ってインスタにアップしている。
こんな感じで、ターゲットの「30代女性」から、さらに人物像を絞り込んでいくのです。これが「ペルソナ」と呼ばれるものです。今の時代を生きる人々は、ライフスタイルが多様化していることもあり、ペルソナを使って、人物像を深く絞り込むことで、顧客が本当に求めているものを販売することが可能になります。
③ 自社の強みや商品のメリットを伝える
自社の強み、商品の魅力やメリットを伝えることで集客につながっていきます。ペルソナで絞り込んだ見込み客に強いメッセージ(心に響く言葉)をPR動画に含めることが必要です。
PR動画を制作する上で大切なことは、見栄えの良い映像を作ることではありません。そんなものは二の次です。一番大切なことはPR動画で自社や商品について「正しく」伝えることです。
まとめ
PR動画を制作する上で絶対に外してはいけないポイント(これさえ押さえておけば失敗しないポイント)を最後にまとめておきます。
1. PR動画のゴールを決める
2. ターゲット、ペルソナを決める(欲しい顧客を特定する)
3. 自社の強みや商品のメリットを決める