学生時代に経験したゆうパック委託ドライバーの仕事は、私にとって理想的な仕事でした。一日で完結し、次の日に持ち越すことがなかったからです。
ただ、良いことばかりでもありませんでした。正直な話、結構きつい仕事でした。
軽自動車で住宅地を巡り、荷物を配達するという単純な作業にもかかわらず、実際にはかなりの体力と集中力が求められました。
荷物の積み込みから配達まで、一貫して自己管理が必要であり、効率的な配達ルートを確保することも大切でした。
時には荷物の重さや天候に左右され、ストレスもたまりましたが、その中でお客様からの笑顔や感謝の言葉が励みになりました。
この仕事を通じて、責任感や忍耐力、労働の尊さを学んだことは事実です。
今回は、私が「ゆうパック」の委託ドライバーの仕事をしていた時に感じた5つのきつい理由と委託ドライバーの休日事情に焦点を当ててまとめてみたいと思います。
- ゆうパック配送ドライバーが「きつい」と感じる5つの理由
- ゆうパック配送ドライバーが「きつい」と感じる休日事情
- ゆうパック委託ドライバーはきつい!別の選択肢:働き方の新たな可能性
- 総括:ゆうパックの委託ドライバーの仕事はきついけど、うまくやれば稼げる!
ゆうパック配送ドライバーが「きつい」と感じる5つの理由
- 地図の文字が小さい
- 再配達の依頼
- 事務処理
- 人間関係
- 給料(委託業者は一つ配達して“いくら”の世界)
1.地図の文字が小さい
まず第一に、配送先の確認があります。これは、郵便局内でお客様の自宅を地図上で見つけ、赤鉛筆でマークする作業です。
しかし、地図上の文字が非常に小さく、初めのうちは虫眼鏡を使ってもなかなか見つけることができません(この点については、同じエリアを1ヶ月ほど回れば慣れてきます)。
ちなみに、おすすめの地図は「ゼンリン住宅地図プリントサービス」。コンビニで一枚400円でプリントアウトできる。
2.再配達の依頼
次に、2つ目は再配達の依頼です。これは、午前中から夕方にかけて不在だった方が、不在伝票に記載されているドライバーの携帯番号または郵便局のお客様センターに連絡して再配達を依頼する場合です。
新しい荷物が少なければ問題ありませんが、多い場合には時間の調整に戸惑うことがあります。特に慣れていない地域を回っている時には、パニック状態になることもあります。
3.事務処理
次に、3つ目は、すべての配送が完了した後に行う郵便局での事務処理です。これには、代引き商品や着払い商品の売上の精算や配達の完了や不在などの数字の確認が含まれます。
この業務は、携帯端末(郵便追跡端末機)を使用して行いますので、時間はそこまでかかりませんが、それでも配達業務が終わって郵便局に戻るのは午後9時を過ぎることが多く、体力的には相当疲れ果てている状態です。
特に最初の1ヶ月は本当につらい時期です。
4.人間関係
様々な業界に共通する事柄かもしれませんが、この仕事では、年齢層が非常に幅広いことが特徴です。70歳を超える方もいれば、20代の若者も在籍しています。
以前どんな経歴を持っていたのか疑問に思うような方も少なくありません。そのため、適切な言葉遣いに気を配る必要があり、時には苦労することもあります。
さらに、郵便局の社員の方々の働きぶりは、私の観察によれば、まるで公務員のように真面目で一生懸命な姿勢が感じられました。
保守的でありながらも、自分の仕事に真摯に取り組んでいる様子が伝わってきました。
5.給料(委託業者は一つ配達して“いくら”の世界)
組合が強力なため、郵便局の社員は労働基準法を厳密に守っています。時給で働いた分はきちんと支給され、条件を満たせば6月と12月には賞与(ボーナス)ももらえます。
ただし、委託業者に関しては配達が終わった分(完了分)だけ報酬を得る仕組みなので、単調な配達業務を黙々とこなさなければなりません。
繁忙期でない月には、時給換算で1,000円を切ることもあります。正直に言うと、割に合わないと感じることもあります。
→委託ドライバーってどんな仕事?キツイ?稼げるの?その実態教えます
ゆうパック配送ドライバーが「きつい」と感じる休日事情
- ゆうパックの委託ドライバーにお盆休みはあるのか?
- 土日祝日のゆうパックの委託ドライバーは休み?
- ゆうパックの委託ドライバーはいつ休むのが得?
ゆうパックの委託ドライバーにお盆休みはあるのか?
郵便局(郵便窓口)は、一般的に土・日・祝日が休みとなりますが、配達にお盆休みという期間はありません。 そのためお盆期間であっても仕事はたくさんあります。
土日祝日のゆうパックの委託ドライバーは休み?
土曜日の配達がないのは、国内便では郵便物・ゆうメール、スマートレター、特定記録のみ。 ゆうパックは土曜日、日曜日、祝日も配達されます。
ゆうパックの委託ドライバーはいつ休むのが得?
地域によって異なりますが、土日祝の朝は在宅している可能性が高いため、そういった日に休むのはもったいないと言えます。
委託ドライバーは配達が終わった分(完了分)だけ報酬を得るため、一般的には人々が休みの時に働くことが基本です。なので休むなら平日ですね。
ゆうパック委託ドライバーはきつい!別の選択肢:働き方の新たな可能性
この2つの動画では、委託ドライバーの働き方や稼ぎ方について丁寧に解説されています。さらに、ゆうパック以外の配達の仕事も紹介されているので、一見の価値があります!
PART 1 動画
PART 2 動画
総括:ゆうパックの委託ドライバーの仕事はきついけど、うまくやれば稼げる!
- 仕事は単純なように見えましたが、実際にはかなりの体力と集中力が求められました。
- 荷物の積み込みから配達まで、一貫して自己管理が必要であり、効率的な配達ルートを確保することも大切でした。
- お客様からの笑顔や感謝の言葉が励みになりましたが、時には荷物の重さや天候によるストレスもありました。
- この仕事を通じて、責任感や忍耐力、労働の尊さを学びました。
- 地図の文字が小さく、配送先の確認が難しいことが第一のきつい理由でした。
- 再配達の依頼が増えると、時間の調整が困難になり、ストレスが溜まりました。
- 郵便局での事務処理も、配達業務後に行われ、体力的にも精神的にも厳しい時期でした。
- 幅広い年齢層の社員がおり、適切な言葉遣いや人間関係に気を遣うことが求められました。
- 報酬が配達の量に依存するため、時給換算での収入が少なく、割に合わないと感じることもありました。
- 土日祝の朝は在宅の可能性が高いため、休むのはもったいないとされ、休みは平日に取ることが得策です。