赤ちゃんの成長は、親にとって言葉にできないほどの尊い瞬間です。写真はそうした特別な瞬間を永遠に切り取り、家族の思い出を形作る貴重な手段となります。
赤ちゃんの愛らしい表情や姿を美しく撮影するためには、赤ちゃんがリラックスした状態であり、自然光を最大限に活用することが大切です。また、赤ちゃんとのコミュニケーションも欠かせません。微笑みや感情豊かな瞬間を逃さないように心を配りましょう。
赤ちゃんの成長の記録は、ただの喜びだけでなく、楽しい体験でもあります。写真を通じて、親としての成長や喜びを共有し、家族の絆をさらに深めることができるでしょう。
今回はiPhoneを使用して、赤ちゃんのかわいらしい瞬間を捉え、それをプロのような仕上がりに加工する方法をご紹介します。我が家のかわいいチビを例に取り上げながら、手順をわかりやすくご説明します。
赤ちゃんを撮影するときの基本操作と設定について
以下の6つを知っていれば、カメラど素人でも綺麗な写真を撮影することができます。
1. 固定する
iPhoneは軽量なのでで手ブレしやすい。撮影時は両手で構え脇をしめてカメラアプリのシャッターボタンに触れる。可能ならテーブルの上に肘を置くなどしてiPhoneを固定する。
2. 明るいところで撮影する
iPhoneのフラッシュでは十分な明るさが全体に行き渡らないため、極力明るい環境下を見つけて撮影すること。
3. ズームは使わない
デジタルズームは使わない。物理的な光学ズームでないため画質が落ち、また手ブレしやすくなる。
4.「AE/AFロック」をオンにする
被写体を長押しすると「AE/AFロック」がオンになる。自動露出(AE)とオートフォーカス(AF)がロックされるので、露出とピントが合った状態で撮影できる。
5. HDRをオンにする
HDRをオンにしておけば、一度に3枚のシャッターを自動的に切ることができる。露出オーバー、露出アンダー、そしてその中間の露出を調整して一枚の最適な合成写真を作成してくれる。ちなみに、1回の撮影で通常の写真とHDR機能で撮られた写真の2枚がカメラロールに保存される。
6. グリッド表示をオンにする
写真の傾きを防ぐためグリッド表示をオンにして撮影する。グリッド線(縦横の線)があることで水平や垂直の位置を簡単に合わせることができる。ちなみに、グリッドを表示する方法は、設定→写真とカメラ→グリッドON。
プロ顔負けの写真に加工する方法
写真を加工するアプリはApple Storeへ行けばいくらでもあるが、その中でも「Photo Lab」は、ずば抜けてクオリティが高い。しかも操作が簡単(直観的)なのでおすすめできる。写真ど素人でも楽しみながら写真を加工できるだろう。
今回は「Photo Lab」に用意されている「Phone in Hands」効果を使ってチビの写真を加工してみたい。
基本の写真(赤ちゃんをiPhoneカメラアプリで撮影)
写真に効果を加える(加工する)
写真に「Photo Lab」の「新写実効果」→「Phone in Hands」の効果を使って加工してみる。チビの顔の上にiPhoneを構えたママの手。iPhoneの画面にピントの合ったチビの顔。こっちが何もせずともこの形に自動的に加工してくれる。
写真にメッセージやサインを添える
写真にサインやメッセージを加えると、撮影者の心を添えたさらに印象的な一枚に仕上がる。ちなみに、「Photo Lab」でもサインやメッセージを入れることができるが、このアプリより「Phonto」方が、よりオシャレにテキストを加えることができる。
まず「Photo Lab」でおしゃれな写真に仕上げた上で、「Phonto」を使って文字を挿入するのです。
Phontoの特徴
- 400種類以上のフォントが利用できる
- 文字ごとに色を変えることができる
- 入力した文字全体を傾けることができる
- 弧を描くように文字を入れることができる
撮影アイディア:お顔以外のピンポイント写真
赤ちゃんはどこを撮ってもかわいいが、手のひらとか足の裏をピンポイントで撮影するのも乙なもの。良い記念になる。この写真は10年ほど前の、うちのチビの手のひら。
まとめ
眠気が押し寄せてくると、赤ちゃんは可愛らしいあくびをしてくれたり、お腹が減って泣いたり、「いない・いない・ばぁ」で笑ったり。生まれたばかりの赤ちゃんの顔には、無限の表情が詰まっており、そのすべてが愛おしくてたまりませんね。以上、「iPhoneママ必見!赤ちゃん撮影の基本と、写真をプロ並みに加工する方法」という話題でした。