映画ゴッドファーザーの作品情報:あらすじ・相関図のまとめ

【ゴッドファーザー・The Godfather】

「ゴッドファーザー」は、映画史上に残る名作の一つです。その深いストーリーと登場人物(キャスト)の魅力は、観る者の心を掴みます。

では今回は、今までたくさんの映画を観てきた中で、これはどんなに忙しくても観る価値のある映画、「ああ面白かった!」だけでは済まされない感動の名作「ゴッドファーザー1・2・3(The Godfather PART1・2・3)」のあらすじ相関図を紹介してみたい。

この記事を読み終えることで、あなたは「ゴッドファーザー」3部作の奥深い世界を余すことなく知ることができるでしょう。

お楽しみください。

ゴッドファーザーの『あらすじ』を読む前の基礎知識


Paramount Pictures

  • ゴッドファーザーは難しいと言われますが、それはなぜ?
  • ゴッドファーザーの何がすごいのか?
  • ゴッドファーザーが最高傑作と言われる理由
  • ゴッドファーザーの舞台はどこ?
  • ゴッドファーザーの原作と映画の違いは何ですか?

ゴッドファーザーは難しいと言われますが、それはなぜ?

『ゴッドファーザー』は複雑なキャラクター間の対立や忠誠、裏切りを描き、複雑な心理描写があります。また、時代背景やマフィア文化、ファミリーの絆なども重要な要素です。

さらに、物語のストラクチャーが非線形であり、登場人物の関係性や動機を理解するには注意深い観察が必要です。

これらの要素が組み合わさり、観客に深い理解と洞察を求めるため、『ゴッドファーザー』は難しいと言われるのです。

ゴッドファーザーの何がすごいのか?

『ゴッドファーザー』シリーズは、典型的なマフィア映画やヤクザ映画が陥りがちな内輪の争いだけを描くのではなく、まさに社会全体を包括するような広い視点を持っています。

作品は一つの社会を丸ごと活写するかのような深い洞察力と広がりを示しています。さらに、アメリカの移民史までその射程が及ぶ点も特筆すべきです。

特に『ゴッドファーザーPART 2』では、移民史やアメリカの歴史に対する洞察がさらに深まっています。


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ゴッドファーザーが最高傑作と言われる理由

「ゴッドファーザー」は、映画史上最高の作品として称賛されています。この1972年に公開された作品は、アル・パチーノとマーロン・ブランドが演じるドン・ビト・コルレオーネ一ファミリーの犯罪組織を追った物語です。

この傑作は、エンパイア誌が主催した5000人の映画ファンによる投票で堂々の1位に輝きました。

ゴッドファーザーの舞台はどこ?

イタリア シチリア島

シチリアを舞台にした映画を語る際に、避けて通れないのが「ゴッドファーザー」シリーズです。このシリーズは全3作からなり、フランシス・フォード・コッポラ監督の代表作として輝いています。

物語はシチリアから米国に移民したマフィア一族「コルレオーネファミリー」の興亡を描いており、その壮大なストーリーテリングと情感豊かな演出が大ヒットを記録しました。

作中では、シチリアの美しい風景が何度も見事に描かれ、物語の深みを一層引き立てています。

ゴッドファーザーの原作と映画の違いは何ですか?

映画と小説の最も顕著な違いは、物語の結末にあります。小説では、ケイ・コルレオーネは穏やかな調子でマイケルの父を引き継ぐことを受け入れる姿が描かれます。

一方で映画では、マイケルの非情さや彼が引き起こす恐ろしい出来事がケイに理解され、彼女の絶望的な心情が強調されています。この違いは、物語の終わり方が小説と映画で異なる暗さを持つことを示しています。

ゴッドファーザーの『あらすじ』


Paramount Pictures

  • PART 1 あらすじ
  • PART 2 あらすじ
  • PART 3(最終章) あらすじ

PART 1 あらすじ

【ゴッドファーザーの予告編 動画】


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この解説記事には映画「ゴッドファーザー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

第二次世界大戦の終戦直後の1945年。アメリカ・ニューヨークの裏社会は「五大ファミリー」と呼ばれる5つのマフィア勢力によって支配されていました。その中でも最大の勢力を誇っていたのは、イタリア・シチリア島出身のドン・ビト・コルレオーネ(マーロン・ブランド)率いるイタリア系マフィア「コルレオーネ・ファミリー」であり、政治家や警察をも牛耳る力を有していました。

1945年8月下旬。ビトの娘コニー(タリア・シャイア)とカルロ・リッジ(ジャンニ・ルッソ)の結婚式がコルレオーネ邸で盛大に執り行われていました。ビトの元には彼を頼る来客が後を絶たず、その中の一人である葬儀屋のアメリゴ・ボナセーラ(サルヴァトーレ・コリシット)は2ヶ月前に交際相手に暴力を振るわれた娘の復讐を依頼してきました。

ビトは、なぜ娘の結婚式の時にと言いつつも“友の証”を見せれば無償で引き受けると応え、ボナセーラはビトの手に口づけし、ビトを“ゴッドファーザー”と讃えました。ビトは、養子で次期相談役の弁護士トム・ヘイゲン(ロバート・デュヴァル)に、この仕事は古参の幹部ピーター・クレメンザ(リチャード・S・カステラーノ)に任せると告げました。

結婚式には、ビトの三男マイケル(アル・パチーノ)が恋人のケイ・アダムス(ダイアン・キートン)を連れて出席していました。ビトの息子たちの中で唯一裏社会に入らず、軍隊に入って戦場の英雄として活躍したマイケルは、ビトに忠誠を誓う用心棒兼殺し屋のルカ・ブラージ(レニー・モンタナ)やトムらにケイを紹介しました。

一方、ビトの長男ソニー(ジェームズ・カーン)は妻のサンドラ(ジュリー・グレッグ)とは不仲であり、堂々と部屋に愛人のルーシー・マンチーニ(ジニー・リネロ)を呼び寄せて情事に及んでいました。

やがて式場に人気歌手ジョニー・フォンテーン(アル・マルティーノ)が現れてコニーのために歌を捧げ、驚くケイはマイケルから家族の話を聞いて更に驚きました。しかし、マイケルはケイに自分は裏社会には一切関わらないと言い切りました。

カルロはトムを通じてビトにファミリー入りを打診しましたが、ビトは生活の面倒は見てやると言いながらも打診を断りました。歌い終えたジョニーはビトに近づき、自分は俳優に転身したいのだが映画プロデューサーのジャック・ウォルツ(ジョン・マーリー)が了承してくれないのだと相談してきました。

ジョニーの芸名の名付け親であるビトはトムをハリウッドにいるウォルツの元に向かわせて交渉させましたが、ウォルツは自分が手塩にかけて育て上げた女優の卵に手を出したジョニーを決して許さないと拒絶しました。しかし翌朝、ウォルツのベッドに彼の愛馬の首が投げ込まれ、恐れをなしたウォルツは一転してジョニーの映画出演を認めました。

ある日、五大ファミリーの一角「タッタリア・ファミリー」の客分で麻薬密売人のヴァージル・ソロッツォ(アル・レッティエリ)が麻薬の取引話を「コルレオーネ・ファミリー」に持ちかけてきました。ソニーは他のファミリーが手を出す前にと前向きでしたが、麻薬ビジネスを頑なに拒み続けているビトは提案を一蹴しました。ビトはルカを「タッタリア・ファミリー」に潜入させ、ソロッツォについて探りを入れるよう命じましたが、ルカは潜入を見破られて殺害されてしまいました。

続いてソロッツォはトムを拉致、「タッタリア・ファミリー」と内通していたビトの専属運転手兼護衛のポーリー・ガット(ジョン・マルティーノ)に仮病を装わせました。ビトは次男フレド(ジョン・カザール)と共に買い物に出かけましたが、ビトはソロッツォの手下に襲撃されてしまいました。

新聞記事で「ビト死亡」との記事を見たマイケルはソニーと連絡を取り、ビトは昏睡状態に陥ったものの一命を取り留めたことを知ります。ビトが生きていたことを知ったソロッツォは目論見が外れ、トムを解放してコルレオーネと手打ちしようと考えました。

しかし、ソニーは幹部やマイケルを招集してタッタリア・ファミリーとの全面抗争を決意、クレメンザは部下の殺し屋ロッコ・ランポーネ(トム・ロスキー)と共に裏切り者のポーリーを粛清しました。更にソニーはタッタリアのドン、フィリップ・タッタリア(ビクター・レンディナ)の息子で後継者のブルーノ(トニー・ジョルジオ)を殺害しました。

ビトの見舞いに訪れたマイケルは護衛が一人もいないことに気付き、機転を利かせてビトをタッタリアの襲撃者から守りましたが、そこにマクラスキー警部(スターリング・ヘイドン)が現れ、マイケルを殴って怪我を負わせました。トムからマクラスキー警部はタッタリアに買収された悪徳警官だと聞かされたマイケルは彼への復讐を誓い、ソニーにソロッツォを始末すると告げました。

最初のうちは裏社会を嫌っていたマイケルの心変わりを笑っていたソニーでしたが、マイケルの決意が本気であることを悟ると、準備を始めました。ソロッツォはマイケルを交渉人に指名して話し合いを要求し、これを好機と見たマイケルは交渉場所のレストランに武器を隠しておきました。そしてマイケルは交渉のテーブルについたソロッツォとマクラスキー警部を殺害、ケイに黙ってビトの故郷シチリア島へ高飛びしました。

五大ファミリーの抗争は激化の一途を辿り、意識が戻ったビトはマイケルが裏社会入りを決意したことを知ってショックを受けました。マイケルと連絡が取れないケイはトムに行方を尋ねますが、トムは口を割りませんでした。その頃、シチリア島では、マイケルは島の若い娘アポロニア・ヴィッテッリ(シモネッタ・ステファネッリ)に一目惚れして結婚していました。

一方、軟派な性格が災いして未だにファミリー幹部として認められないことに不満を募らせていたカルロは、日常的にコニーに暴力を振るうようになりました。そのことを知ったソニーは激怒してカルロを袋叩きにしますが、それでもカルロはコニーへの暴力を止めませんでした。激昂したソニーはコニーの元に向かいましたが、途中で何者かに機関銃で蜂の巣にされて殺害されてしまいました。

ソニーの死に深い悲しみを覚えたビトはボナセーラに葬儀を依頼、五大ファミリー幹部を収集して抗争終結のための和解の席を設けました。ビトは麻薬ビジネスを条件付きで認めることで手打ちしますが、タッタリアは度胸のない小物であることを見抜いたビトは、ソニー殺しの黒幕はコルネオーレに次ぐ勢力を誇る「バルジーニ・ファミリー」のドン、エミリオ・バルジーニ(リチャード・コンテ)であることを確信しました。

ソニーの死はシチリア島のマイケルにも知らされましたが、マイケルの護衛役のファブリツィオ(アンジェロ・インファンティ)はマイケルを裏切り、車に爆弾を仕掛けました。アポロニアはマイケルの身代わりになって爆殺されてしまい、マイケルはアメリカに戻って体調の優れないビトの仕事を補佐するようになりました。マイケルと再会したケイは彼の変貌ぶりに戸惑うも、マイケルは5年以内にファミリーを合法化すると宣言したうえで、ケイに求婚して再婚しました。

ビトは軟弱者のフレドは跡継ぎの器ではないと判断し、マイケルを正式に後継者に任じると、自らは相談役として身を引きました。クレメンザや幹部のサル・テッシオ(エイブ・ヴィゴダ)はなおもビトの判断を仰ごうとしますが、ビトは自分を信じるならマイケルに忠誠を誓うよう命じました。

マイケルはこれから始まる“戦争”にはトムは向かないと判断、彼を相談役から外して顧問弁護士につけました。そしてマイケルは信頼できる殺し屋アル・ネッリ(リチャード・ブライト)を側近につけ、密かにバルジーニ側に寝返っていたカルロを泳がせる目的であえて重用しました。

コルネオーレの力は衰えたと噂されるなか、新たなビジネス展開を決意したマイケルは本拠地をラスベガスに移す計画を打ち立てました。マイケルはカジノ学を学ぶ名目で、フレドを預けているカジノ界の大物モー・グリーン(アレックス・ロッコ)にホテルとカジノの買収話を強引に持ちかけますが、コルネオーレを見限っていたグリーンは買収話を突っぱねて席を立ってしまいました。

死期を悟ったビトはマイケルを呼び寄せ、ソニーは後継者の器ではなく、人を操れる統率力のあるマイケルを後継者に任じた自らの考えを明かしました。父を超える権力者になってみせると誓うマイケルに、ビトは自分が死んだ後に必ずバルジーニが動くであろうこと、そしてバルジーニとの会談を持ちかけてくる身内が裏切り者であることを告げました。それから程なくしてビトは静かにこの世を去りました。

ビトの葬儀は盛大に執り行われました。トムはクレメンザが裏切り者ではないかと疑いましたが、マイケルはクレメンザは裏切りができるような器用な人間ではないと一蹴しました。やがて葬儀の席でテッシオがバルジーニからの会談の申し入れの意向をマイケルに伝え、マイケルはテッシオこそがバルジーニに寝返った裏切り者であることを見抜きました。

マイケルとバルジーニの会談の日は、コニーとカルロの息子マイケル・フランシス(ソフィア・コッポラ)の洗礼式の日と決まりました。フランシスの名付け親となったマイケルはロッコやアル、クレメンザやその部下ウィリー・チッチ(ジョー・スピネル)らに指示を出し、五大ファミリーのドンたちや裏切り者の粛清を指示しました。

アルは警官に扮してバルジーニを射殺し、ロッコは部下を引き連れて愛人とホテルにいたタッタリアを殺害しました。チッチは「クネオ・ファミリー」のドンであるカーメン・クネオ(ルディ・ボンド)を、クレメンザは「ストラキ・ファミリー」のドンであるビクター・ストラキ(ドン・コステロ)を暗殺しました。

更にマイケルはラスベガスにいるグリーンを部下に暗殺させ、裏切ったテッシオの命を奪いました。そしてマイケルはカルロを誘導尋問してソニー殺しに加担したことを吐かせ、クレメンザと共にカルロを殺害しました。

数日後、激しく取り乱したコニーは兄マイケルの元になだれ込み、息子の洗礼式の日にカルロを殺したこと、最初から殺すつもりで重用したことなどを問い詰め、マイケルを人でなしと罵りました。

マイケルは心配するケイに一連の件は事実なのかと尋ねられましたが、マイケルは関係ないと否定しました。ケイは安堵してその場を離れようとしましたが、彼女は新たな“ゴッドファーザー”となったマイケルに、トムやクレメンザ、アルら幹部たちが忠誠を誓う様を目の当たりにしました。

以上、映画「ゴッドファーザー」のあらすじと結末でした。

引用元:映画『ゴッドファーザー』ネタバレあらすじ結末と感想|映画ウォッチ

PART 2 あらすじ

【ゴッドファーザーPART 2の予告編 動画】


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1901年。
イタリア・シチリア島のコルネオーラ村の住民アントニオ・アンドリーニが、地元マフィアのドンであるフランシスコ・チッチオ(ジュゼッペ・シラート)を侮辱したとして殺害され、敵討ちに向かった長男のパオロも殺害されました。アントニオの妻はまだ9歳だった末っ子のビトの命乞いをするも、チッチオに拒絶され、自らの命を犠牲にしてビトをシチリア島から脱出させました。

移民船に乗ったビトはアメリカ・ニューヨークに流れ着き、入国管理官から名前を尋ねられましたが、英語のわからないビトは押し黙ったままでした。入国管理官はビトの持っていた名札と出身地から、彼を「ビト・コルレオーネ」と名簿に登録しました。

1958年。
父ビトの跡を継いで「コルレオーネ・ファミリー」のドンとなり、今や裏社会の大物として君臨する三男マイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)は、本拠地をニューヨークからネバダ州のタホー湖畔に移していました。湖畔にあるコルレオーネでは、マイケルの息子アンソニー(ジェームス・ゴナリス)の初の聖餐式を祝うパーティーが盛大に執り行われていました。マイケルの元には来客が後を立たず、そのひとりである上院議員のパット・ギアリー上院議員(G・D・スプレイドリン)は、ネバダでの利権を狙い、マイケルに賄賂を要求してきました。ところが、ギアリーはマイケルやファミリーを「イタリア人のくせにアメリカ人のをしているのが気に入らん」と侮辱する発言をしたことから、マイケルは要求を突っぱねました。

やがてマイケルの元に、マイアミを仕切るユダヤ系マフィアの大物でビトの盟友であったハイマン・ロス(リー・ストラスバーグ)の右腕ジョニー・オラ(ドミニク・チアネーゼ)が現れました。マイケルは義兄で弁護士のトム・ヘイゲン(ロバート・デュヴァル)や部下ロッコ・ランポーネ(トム・ロスキー)ら幹部たちに席を外すよう命じ、ジョニーは席上でファミリーにロスが協力することを伝えました。

マイケルの妹コニー(タリア・シャイア)は、ファミリーを裏切った夫を殺したマイケルに当てつけるかのように、子供はそっちのけで次々と男を取っ替え引っ替えしていました。そんなコニーは今度は新恋人のマール・ジョンソン(トロイ・ドナヒュー)と結婚したいとマイケルに言い出しますが、マイケルは猛反対したうえに金を無心するコニーに絶縁をちらつかせました。その一方でマイケルの兄フレド(ジョン・カザール)は、奔放な妻ディアナ(マリアンナ・ヒル)のことで頭を悩ませていました。

パーティーにはビトの盟友で古参幹部だったピーター・クレメンザ亡き後にニューヨークの縄張りを受け継いだフランク・ペンタンジュリ(マイケル・V・ガッツォ)も姿を見せていました。フランクはクレメンザから縄張りを譲り受けたと言ってきかないロサト兄弟(ダニー・アイエロ、カーマイン・カリディ)と対立しており、マイケルにロサト兄弟を殺す許可を求めましたが、マイケルはロサト兄弟のバックにはロスがついていることから自制を求めました。しかし、フランクはロスもジョニーも信用できないとして聞く耳を持ちませんでした。

その後、マイケルは3人目の子を身籠った妻ケイ(ダイアン・キートン)から5年でファミリーを合法化すると言っておきながら既に7年も経っていることを責められ、「努力している」とだけ答えました。その夜、マイケルはケイと就寝していたところを何者かに銃撃されました。幸いにもケイ共々命拾いしたマイケルは、この銃撃の裏には何かあると感じ、唯一信頼のおけるトムにファミリーの全てを託すと、マイケルはボディーガードのミオ(アメリゴ・トット)を連れ、ロスのいるマイアミへと向かいました。

1917年。
成人したビト(ロバート・デ・ニーロ)は妻カルメラ(フランチェスカ・デサピーオ)との間に長男ソニーをもうけ、親友のジェンコ・アッバンダンド(フランク・シベロ)の家が経営するリトルイタリーの小さな食料雑貨店で地道に働いていました。そんなある日、ビトは隣に住むチンピラのピーター・クレメンザ(ブルーノ・カービー)から荷物を預かるよう言われ、その中身が拳銃だと知るとカルメラには内緒でこっそり預かることにしました。

その数日後、地元を仕切るギャングのドン・ファヌッチ(ガストン・モスチン)がビトの働く店に現れ、自分の甥を雇うよう脅してきました。こうして仕事をクビになってしまったビトは生活費を稼ぐため、クレメンザと共に窃盗などの犯罪に手を染めていきました。

1958年。
マイアミのロスの元を訪れたマイケルは、父の代からのロスとの関係を強調しながら、自分を銃撃したのはフランクであるとして抹殺することを告げました。

続いてニューヨークに飛んだマイアミはフランクの元を訪ね、自分を襲った黒幕はロスであり、彼と繋がっている裏切り者を炙り出すためにロサト兄弟と協議するよう命じました。マイケルは嫌がるフランクに、ロサト兄弟との手打ちに成功したらロスは自分を信用するだろうと告げました。一方、ジョニーはフレドに電話をかけ、フランクとロサト兄弟の会談についての情報を聞き出そうとしましたが、フレドは何も知らないと否定しました。

その後、ロサト兄弟との会談に臨んだフランクは危うく命を狙われますが、騒ぎを聞きつけて駆け付けた警察のおかげで一命を取り留めました。実はフレドは密かにロスと通じており、マイケルの計画の情報はフレドからロスに漏れていたのです。

その頃、トムはギアリー上院議員を味方につけるため、あたかもギアリーが売春婦を殺したかのように装いました。恐れをなしたギアリーにトムは後始末を買って出、弱みを握られたギアリーはやむなくファミリー側につくことになりました。

この年の年末、マイケルはキューバのハバナで誕生日パーティーを開くロスに同行していました。キューバではアメリカの支援を受けるバティスタ政権とカストロ率いる反政府勢力が内戦を繰り広げており、ロスは政治不安を逆手に取ってビジネスを拡大しようと目論んでいたのです。しかし、マイケルはこの内戦が反政府勢力の勝利に終わるであろうと予感していました。

大統領への賄賂200万ドルを用意してハバナ入りしたフレドは、自分より才能に恵まれたマイケルのことを嫌っていたことを明かしました。マイケルはフレドに、自分の命を狙っているのはロスであり、これからロスを消すと告げました。その直後、マイケルはフレドがジョニーと通じていることを知って激怒、ミオにジョニーを殺害させましたが、ミオはロスの暗殺に失敗してキューバの軍人に射殺されました。

1959年1月1日。
反政府勢力は「キューバ革命」を成し遂げ、マイケルは大混乱に陥ったキューバから脱出しましたが、ロスやフレドは民衆に紛れて姿を消しました。ネバダに戻ったマイケルはトムから、体調を崩したロスはマイアミの病院で静養していること、そしてフレドはニューヨークに潜伏しているとの報告を受けました。マイケルはトムに、フレドに絶縁を突き付けるよう命じましたが、マイケルはケイが流産したことをトムから知らされて衝撃を受けてしまいます。

1919年。
ビトはクレメンザや新たに仲間となったサル・テッシオ(ジョン・アプリア)と共に悪事に手を染め続けていました。そのことを知ったファヌッチは、ビトらにみかじめ料を要求してきましたが、ビトはファヌッチとの交渉に応じるフリをして隠し持っていた拳銃を持ち出し、ファヌッチを待ち伏せて暗殺しました。この年、ビトにとって3人目の子となるマイケルが誕生しました。

1920年代初頭。
ビトは嫌われ者だったファヌッチを消したことで地元住民から一目置かれるようになり、街の相談役として住民の悩みや頼みごとに応えていくうちに、次第に頭角を現して街を牛耳るようになっていきました。そしてビトはクレメンザやテッシオ、ジェンコらと共に表向きの商売であるシチリア島からのオリーブオイル輸入業「ジェンコ貿易会社」を立ち上げました。

1959年。
マイケルは母のカルメラ(モルガーナ・キング)に、自分はファミリーを守ろうと動いているのになぜ失っているのか、父はどうやってファミリーを守ってきたのか聞いてみました。カルメラは「失った子供のことを悩んでいるのかい? また子供はできるよ」と諭しました。

時を同じくして、ワシントンD.C.では、ロスの差し金により連邦議会上院で犯罪調査委員会の公聴会が開かれていました。ファミリーを裏切ったウィリー・チッチ(ジョー・スピネル)が証人として呼ばれ、表向きは実業家であるマイケルの犯罪行為を暴露しました。公聴会に呼ばれたマイケルはかつての五大ファミリーのドンたちの殺害容疑(前作『ゴッドファーザー』参照)について問われましたが関与を全面否定、かつて海軍時代に戦功を挙げて国のために尽くしたことをアピールしました。ファミリー側についたギアリーはマイケルに有利な証言をし、イタリア系移民がアメリカで差別にあってはならないとまで発言しました。

しかし、マイケルにとっては現在FBIに保護されている身のフランクこそが公聴会における最大の障壁であり、マイケルはトムと図ってシチリア島在住のフランクの兄を呼び寄せました。そしてフランクが証言台に立つ日、マイケルはフランクに兄を人質に取ったことを暗に示し、フランクは一転して供述書を否定しマイケルに有利な証言をしました。

マイケルはフレドと完全に兄弟の縁を切り、腹心のアル・ネリ(リチャード・ ブライト)に、カルメラが生きている間はフレドを生かしておくよう命じました。しかし、今や冷酷な権力者に変わり果てたマイケルについていけなくなったケイは彼に別れ話を持ちかけ、子供は流産ではなく中絶したことを打ち明けました。激怒したマイケルはケイを殴り飛ばし、息子アンソニーと娘メアリー(ソフィア・コッポラ)の親権はマイケルが持つことを条件に、ケイに離婚を突き付け、彼女をファミリーから追放してしまいました。

1925年。
表向きのビジネスでも成功を収めていたビトは、家族を伴って24年ぶりに故郷のシチリア島・コルレオーネ村を訪れました。ビトは現地の協力者であるドン・トマシーノ(マリオ・コトーネ)の協力を得て家族の仇であるチッチオに近づき、完全に自分のことを忘れていたチッチオを殺害して復讐を果たしました。ビトはチッチオの部下に撃たれて車椅子生活となったトマシーノに見送られてシチリア島を後にしました。

1959年。
マイケルらの母カルメラがこの世を去り、葬儀にはコニーやフレドも姿を見せました。マイケルは改心したコニーと和解を果たし、コニーはフレドを許してくれるようマイケルに懇願しました。マイケルはコニーの頼みを聞き入れ、フレドを抱きしめましたが、裏切りを決して許さないマイケルはアルに目線で合図を送りました。

マイケルはトムに、一連の事件のカタは全てつけると宣言しました。トムは刑務所で特別待遇を受けて保護されているフランクと面会し、兄はシチリア島に帰ったことを伝えると、古代ローマの話を引き合いに出し、皇帝に反逆して失敗した者が家族を守るためにどうすべきか自分自身で考えるよう促してその場を去りました。フランクは古代ローマ人に倣い、浴槽で手首を切って自殺しました。

マイケルはトムから、ロスはイスラエルへの亡命に失敗してマイアミに戻ってきたことを知らされました。マイケルの命を受けたロッコは記者に変装してマイアミの空港に向かい、ロスを暗殺することに成功しましたが、ロッコはロスの身柄を引き取りに来ていたFBI捜査官に射殺されました。

フレドはアルと共に釣りのためボートでタホー湖に漕ぎ出しましたが、湖上でアルに射殺されました。マイケルはその銃声を聞きながら、1941年12月7日(現地時間)のことを思い出していました。この日はビトの誕生日であり、兄弟が一同に会した日でした。長男ソニー(ジェームズ・カーン)は後にコニーの最初の夫となる友人のカルロ・リッツィ(ジャンニ・ルッソ)を家族に紹介し、当時大学生だったマイケルは父の誕生日に真珠湾攻撃を仕掛けた日本への憤りと愛国心から、家族の反対を押し切って軍隊に入ることを宣言したのでした。

マイケルは当時のことを回想しながら、タホー湖の湖畔で虚ろな表情を浮かべながら一人物思いに耽っていました。

以上、映画「ゴッドファーザーPART II」のあらすじと結末でした。

引用元:映画『ゴッドファーザーPART II』ネタバレあらすじ結末と感想|映画ウォッチ

PART 3(最終章) あらすじ

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この解説記事には映画「ゴッドファーザーPART 3」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

1979年。
巨大マフィア組織「コルレオーネ・ファミリー」のドンであるマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)は、ファミリーの本拠地をネバダ州から再びニューヨークに戻していました。マイケルは亡き父ビトの名を冠した「ビト・コルレオーネ財団」を設立、一族の故郷であるイタリア・シチリア島復興のための資金を名目として、バチカンに多額の寄付をしていました。

このことが功を奏し、マイケルはバチカンの宗教事業協会(通称:バチカン銀行)総裁であるギルディ大司教(ドナル・ドネリー)とのコネクションを構築していました。マイケルはこのことを機に、これまで違法ビジネスで繁栄してきたファミリーの活動からの引退を決意して、合法ビジネスへの転換を画策していました。

マイケルはローマ法王から勲章を授与されることになり、元妻のケイ(ダイアン・キートン)に預けていた息子アンソニー(フランク・ダンブロシオ)と娘メアリー(ソフィア・コッポラ)を呼び寄せることにしましたが、マイケルはケイはおろか後継者にと考えていたアンソニーとの関係はとても良好なものではありませんでした。

アンソニーは親しくしていた叔父フレドがマイケルに殺害されたことを知っており、マイケルが勧めた大学を辞めてオペラ歌手を目指しているのです。ケイと再会したマイケルは、アンソニーの進路を束縛しないことを約束させられました。

マイケルの勲章授与記念パーティーには、マイケルの妹コニー(タリア・シャイア)や、かつてビトの世話になっていたベテラン歌手ジョニー・フォンテーン(アル・マルティーノ)、マイケルの亡き長兄ソニーが愛人ルーシー・マンシーニ(ジニー・リネロ)との間にもうけていた息子ヴィンセント・マンシーニ(アンディ・ガルシア)も出席していました。ヴィンセントと出逢ったメアリーは彼に急速に惹かれていきました。

マイケルとは旧知の仲で、今やニューヨークのマフィアを牛耳る存在のドン・アルトベッロ(イーライ・ウォラック)は、マイケルの財団に名を連ねるために資金提供を持ちかけてきました。

その後、マイケルの元にファミリーの違法ビジネスの多くを引き継いでいたものの、古参のファミリー幹部からは冷遇されている新興ボスのジョーイ・ザザ(ジョー・マンテーニャ)が訪れ、今抱えているヴィンセントとのトラブルの仲裁を求めてきました。マイケルは両者を和解させようとしますがヴィンセントは敵意を剥き出しにしたままであり、マイケルは仕方なくヴィンセントを自分の下に置いて帝王学を学ばせることにしました。

その後、ヴィンセントはマイケルを取材に来た女性記者のグレース・ハミルトン(ブリジット・フォンダ)を口説き、自宅に連れ込んだところにザザの手下らが襲撃をかけてきました。手下たちを返り討ちにしたヴィンセントは、マイケルに報復の許可を求めますが、マイケルはザザのような小物は相手にするなとヴィンセントをなだめ、ザザの裏には黒幕がいることを示唆しました。

その頃、マイケルは義兄トム・ヘイゲンの死後に側近となった顧問弁護士のB・J・ハリソン(ジョージ・ハミルトン)と共に、ファミリーのビジネスの合法化を着々と推し進めていました。

マイケルは手始めにトムの息子で聖職者のアンドリュー(ジョン・サヴェージ)をバチカンへと送り込み、続いてギルディ大司教の関係者による横領で発生した損失金7億6900万ドルのうち5億ドルをマイケルが穴埋めするのと引き換えに、バチカンと関係の深い世界最大の不動産投資企業「インターナショナル・インモビリアーレ」の株25%の取得と、経営への関与を求めてきました。

しかし、マイケルはファミリーの関与を嫌う「インモビリアーレ」の理事たちの反発を買い、次の一手を考えることにしました。

マイケルは友好関係にあるファミリーたちの幹部を、ニュージャージー州アトランティック・シティのカジノホテル「パラッツォ・アズーリ」に集めて理事会を開きますが、会場はザザの手下が差し向けたヘリコプターに襲撃されました。

マイケルやヴィンセント、右腕のアル・ネッリ(リチャード・ブライト)らは難を逃れますが、この襲撃により多くの友好ファミリーの幹部たちが命を落としました。マイケルは襲撃を裏で仕組んだのは自らもバチカンとの関係を深めつつあるドン・アルトベッロであることに勘付きました。

やがてマイケルは糖尿病を発症し、一時期低血糖発作を起こして健康状態が非常に危ぶまれる事態に陥りました。それでもマイケルはアンソニーが正式にオペラ歌手としてデビューすることが決まったことを知り、祝福の意を示しました。

一方、マイケルの身を案じるヴィンセントは、コニーの支援を受けてにザザ抹殺を計画する一方で、メアリーと愛し合ってしまい、マイケルに内緒で逢瀬を重ねていきました。そしてヴィンセントはマイケルの承認を得られないままフェスタで賑わうリトル・イタリーに乗り込み、騎馬警官に扮してザザを射殺しました。このことを知ったマイケルはヴィンセントとコニーを叱責し、メアリーとの関係も含めて勝手な行動をするなと釘を刺しました。

やがて病状の落ち着いたマイケルは、父の故郷シチリア島で行われるアンソニーのデビューコンサート観覧のために現地に向かい、かつて若き日に匿ってもらった(第1作『ゴッドファーザー』参照)後見人のドン・トマジーノ(ヴィットリオ・ドゥース)の屋敷に滞在することにしました。

マイケルはドン・トマジーノから、「インモビリアーレ」の取締役会長でありマフィアやバチカンに多大な影響力を持つ大物政治家のリッチオ・ルケージ(エンツォ・ロブッティ)の存在を知らされました。マイケルは更に、ドン・トマジーノからバチカン内の協力者であるランベルト枢機卿(ラフ・バローネ)も紹介されした。

マイケルはバチカンへの工作を開始すると共に、ヴィンセントにドン・アルトベッロの元へスパイとして潜入させました。その結果、一連の事件の黒幕はルケージであることが判明しましたが、ルケージとアルトベッロは、組織に属さないフリーの殺し屋モスカ(マリオ・ドナトーネ)にマイケルの暗殺を依頼していました。

マイケルはランベルト枢機卿と接触、ギルディ大司教の裏切りと不正を告げたうえで、枢機卿から懺悔を勧められました。マイケルはこれまでに自身やファミリーが犯した悪事、そして次兄フレドを粛清した罪などを正直に告白して泣き崩れました。

やがて時の教皇パウロ6世がこの世を去り、ランベルト枢機卿は新たに教皇ヨハネ・パウロ1世として即位しました。

シチリア島に戻ったマイケルは、アンソニーの晴れ舞台を見るために島を訪れたケイを父の故郷コルレオーネ村に連れて行き、これまでのことの全てを謝罪して関係を修復することに成功しました。しかし、その直後にドン・トマジーノはモスカに暗殺され、更にはバチカンの資金を運用するアンブロシアーノ銀行の頭取でギルディ大司教との関係も深いフレデリック・カインジッグ(ヘルムート・バーガー)が資金を横領して逃亡する事件まで発生しました。

遂にバチカンを巻き込んでのコルレオーネ・ファミリーとルケージ・アルトベットらとの全面抗争の火蓋が切って落とされました。自らの体力・気力の衰えを感じたマイケルは遂に完全引退を決意、メアリーと別れることを条件にヴィンセントを後継者に指名、三代目を襲名させてアルら幹部たちに忠誠を誓わせました。

教皇となったヨハネ・パウロ1世は、ギルディ大司教やルケージが関与するバチカン内部の不正の一掃に乗り出し、コルレオーネ・ファミリーと「インモビリアーレ」の契約を認可しました。新たな“ゴッドファーザー”となったヴィンセントは、マイケルとの約束を守ってメアリーとの関係に終止符を打ち、ルケージ・アルトベッロ・ギルディ大司教の抹殺をアルら幹部に指示しました。

アンソニーのデビューの舞台となるオペラコンサート当日、マイケルは一家総出で劇場を訪れ、ヴィンセントは部下らと共に護衛に就きました。会場にはモスカも潜入しており、密かにマイケルを暗殺する機会を伺いました。

時を同じくしてヨハネ・パウロ1世はギルディ大司教の差し金で毒殺されました。一方、ヴィンセントの送り込んだアルら刺客たちは標的に近づき、コニーはアルトベッロに毒を盛って殺害しました。バチカンに乗り込んだアルはギルディ大司教を暗殺、ルケージはマイケルのボディガードを務めたカロ(フランコ・チッティ)によって殺害されました。更にはカインジックも逃亡先でヴィンセントの部下に殺害され、遺体は橋に吊るされました。

オペラは無事に終わり、アンソニーは大喝采を浴びましたが、ヴィンセントは護衛が殺されたことで警戒を強めました。マイケル一家が劇場を後にしようとしたその時、待ち構えていたモスカが発砲してきました。モスカはすぐさまヴィンセントによって射殺されましたが、マイケルは軽傷を負い、メアリーは流れ弾を受けて死亡してしまいます。マイケルはメアリーの死に絶叫してその場で泣き崩れました。

十数年後。老いたマイケルはドン・トマジーノ邸の庭で誰にも看取られることなく静かにその生涯を閉じました。死の間際、マイケルの脳裏には最初の妻アポロニア、ケイ、そしてメアリーと過ごした日々が走馬灯のように映し出されていました。

以上、映画「ゴッドファーザーPART III」のあらすじと結末でした。

引用元:映画『ゴッドファーザーPART III』ネタバレあらすじ結末と感想|映画ウォッチ

ゴッドファーザーの『あらすじ』を深く理解するための『相関図』

  • コルレオーネファミリー 三世代の登場人物
  • コルレオーネファミリー 世代別ボスと家族(続柄)

コルレオーネファミリー 三世代の登場人物

この映画は、あらかじめ複雑な人間関係を知っていた方が映画にスッと入っていける。すでに観た人もこれから観る人も、とりあえず一度、「あらすじ」と「相関図」を照らし合わせながら登場人物(キャスト)をチェックしてほしい。


(相関図:The Godfather 徹 底 解 剖 | 洋画専門チャンネル ザ・シネマ

※伝説的な「登場人物」はコチラにまとめました→映画ゴッドファーザーに出演した8人の伝説的な登場人物

意外と知られていないのは、弁護士のトム・ヘイゲンがただ単なる雇われ弁護士ではなく、養子であるということ。彼はコルレオーネファミリーと強い絆で結ばれているのだ。ちなみに、トム・ヘイゲンは幼い頃、孤児であった。


コルレオーネファミリー 世代別ボスと家族(続柄)

初代ボス(ビト・コルレオーネ)

  • ビトの父は「アントニオ・アンドリーニ」
  • ビトの母は「ママ・アンドリーニ」
  • ビトの妻は「カルメーラ」
  • ビトの子は「ソニー(長男)」「フレド(二男)」「マイケル(三男・二代目ボス)」「コニー(長女)」
  • ビトの養子は「トム」

2代目ボス(マイケル・コルレオーネ)

  • マイケルの父は「ビト・コルレオーネ(初代ボス)」
  • マイケル(初めての結婚):妻は「アポロニア」
  • マイケル(二度目の結婚):妻は「ケイ」
  • マイケルの子は「アンソニー(長男)」「メアリー(長女)」

3代目ボス(ヴィンセント・マンシーニ)

  • ヴィンセントの父は「ソニー(ビトの長男)」
  • ヴィンセントの母は「ルーシー(ソニーの愛人)」
  • ヴィンセントの叔父は「マイケル(2代目ボス)」
  • ヴィンセントの祖父は「ビト(初代ボス)」

映画ゴッドファーザーの作品情報:あらすじ・相関図の総括

『ゴッドファーザー』シリーズについての詳細な解説を通じて、映画の魅力や複雑な関係を深く理解できたことでしょう。物語のあらすじや相関図を掘り下げ、この映画の根底にある家族の絆や犯罪の世界の描写に触れました。『ゴッドファーザー』は、その時代の文化と社会的な転換期を反映した傑作であり、今なお称賛を集める理由がお分かりになったことでしょう。


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