『PR動画』をiPhoneで撮影するメリットとカメラアプリの設定について

私が今、PR動画制作に使っているカメラはiPhone13pro(1200万画素)です。ちなみに、iPhoneでもドラマティック(シネマティック)な、まるで映画のような動画を作成することができます。

撮影に少し気を使えば髪の毛1本1本もつぶれず、ディテールまでよく表現できるのです。一般的なパソコン用モニターやスマートフォンの画面で見る限りは、フルサイズのデジタル一眼カメラで撮影したものと比べても、その違いに気づかないでしょう。

また、映画の本場アメリカのみならず日本においても、iPhoneだけで制作した映画も上映されるほど、iPhoneのカメラ性能は、もはやデジタル一眼カメラに引けを取らないカメラといえます。

ということで、iPhoneカメラの性能については知っていただいたと思いますが、私がiPhoneをPR動画撮影時に使う一番の理由は、撮影現場に大掛かりな機材を持ち込む必要がないことで、撮影される人の緊張が和らぎ、より自然な映像を撮ることができるからです。

デジタル一眼カメラのレンズはiPhoneと比べて圧倒的に大きく、かまえられると撮影される人が身構えてしまいます。そうです、緊張するのです。その緊張感を和らげるために、日常的に手にしているスマートフォンで撮影するのは、(被写体が人間の場合、)最適な手段なのです。

今回はPR動画をiPhoneで撮影するときのカメラアプリの設定についてシェアしたいと思います。

カメラアプリの設定について

私が使っているiPhone13proを例にしてお話ししていきます。まずは「設定」画面から「カメラ」をタップしてください。その次に、「ビデオ撮影」をタップすると解像度とフレームレート(fps)のリストがずらりと並んでいます。では順にお話ししていきます。

フレームレート(FSP)

設定→カメラ→ビデオ撮影でこの画面になる

解像度は4Kで、フレームレート(1秒間の写真の枚数)は24fpsに設定して撮影します。お持ちのiPhoneで解像度を4Kに設定できない場合は、解像度1080pでフレームレート30fpsに設定すればいいです。ちなみに解像度は4Kの方がズームしても映像が綺麗です。フレームレートについては、数字が大きくなればなるほど映像が滑らかになるのですが、これは人物を被写体に持ってくる場合にはあまりお勧めしません。映像にぬるぬる感が出て不自然になってしまうからです。余談ですが、映画は24fpsで撮影されています。人物など動くものに関して、自然な映像を創り出すことができるからです。

PALフォーマットを表示/HDRビデオ/FPS自動調整/カメラをロック

PALフォーマットを表示/HDRビデオ/FPS自動調整/カメラをロックの設定画面

順にお話ししていきます。「PALフォーマットを表示」はOFFに設定し、「HDRビデオ」はONでもOFFでもどちらでも構いません。次に「FPS自動調整」はOFF、「カメラロック」はONにしておいてください。

撮影した動画をあなたのYouTubeチャンネルにアップすることで、ビジネスチャンスを広げることができます。

以上がカメラアプリの設定になります。


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