スマートフォン用ジンバル「DJI OM4」を購入前に、YouTubeで数々のレビュー動画を見ました。レビューしている方達は、一様にこのジンバルを絶賛しており、それに影響されて私も購入を決めました。使用してみて、現段階ではかなり満足しています。
しかし、購入後に「DJI OM4」の使い方についてYouTubeで調べる中で気付いたことがあります。レビュアーたちの動画では、スマートフォンのバランス(カメラジンバルの傾き)に関する詳細な解説がほとんどないことに気付きました。なぜなのでしょうか?
実際には、撮影環境が良くても、被写体が傾いてしまっていたら台無しです。そこで、今回は「DJI OM4」にスマートフォンを取り付けた後に、スマートフォンが水平になっているか、傾いていないかを確認する方法や調整方法について、わかりやすくまとめてみたいと思います。
ジンバルにセットしたスマホが『水平にならない』時の対処法
準備:機体(DJI OM4)にスマホをセットする
機体(DJI OM4)にスマホをセットして。できるだけ「水平」な場所におく(テーブルなど)
ステップ 1:DJI MIMOのカメラを起動する
一番左上のカメラのアイコン(機器)をタップしてカメラを起動させる(起動できない時は、機体(DJI OM4)とスマホがBluetoothで繋がっていません)
ステップ 2:左メニューの一番下を選択
カメラを起動したら、左メニューの一番下「…」をタップする。
ステップ 3:「ジンバル自動キャリブレーション」&「水平ジンバル調整」
左メニューの真ん中をタップすると(タップすると青文字になる)、右の下の方に「ジンバル自動キャリブレーション」、「水平ジンバル調整」が出てくる。これはともにスマホを「水平」にする時に使うもの。
「ジンバル自動キャリブレーション」をタップすると、機体(DJI OM4)が勝手に上向いたり下向いたり、右向いたり左向いたりして、スマホが「水平」になるよう20秒ほど調整してくれる(動いている時、絶対に手で触れないように!モーターが壊れちゃいます)
「ジンバル自動キャリブレーション」を終えた後に、それでも多少傾きが気になる場合は、手動での調整をおこないます。 それが「水平ジンバル調整」です。多くの場合、「ジンバル自動キャリブレーション」を実行すれば「傾き」は調整され、「水平ジンバル調整」の出番はありません。
まとめ
建築物などを撮影する場合「水平」を取ることはとても大切です。私は撮影前に必ず水平を取ります。必ずです。以上、【DJI OM4の使い方】ジンバルにセットしたスマホが『水平にならない』時の対処法、という話題でした。