私は大の肉好き。それもビーフのステーキ肉。だって栄養満点なんですから。ステーキ肉は鶏もも肉や豚肩ロースと比較すると、コレステロールは低い一方、たんぱく質、ビタミンB12、鉄分はより多く含まれている。
正直な話、うちの家人なんて、もともと親父さんが寿司屋を営んでいたせいもあって魚好きだったんだけど、私が毎日のようにビーフステーキを食わせるもんで、今では大の肉好きになってしまった。
ここ最近、私の稼ぎが悪いのか、うちの家人は安いステーキ肉ばかり買ってくるようになった。悲しいかな、安もんは、多くの場合筋が入っていて硬いもの。でもね、実は焼き方次第で、安い筋の入った硬いステーキ肉でもフライパンで柔らかく焼く(調理)する方法があるのです。
ということで、今回は私オリジナルの「安い筋の入った硬いステーキ肉を柔らかく焼き上げる方法」を「下準備」と「焼き方」に分けて書いてみたい。
この方法を使えば、安くて硬いステーキ肉だって、柔らかく食すことができる。ちなみに、特別な調理器具も複雑な下準備も必要ないので安心してほしい。
筋の入った『安いステーキ肉』をフライパンで柔らかく、おいしく焼き上げる方法
ステーキ肉を焼く前の下準備
筋の入った硬いお肉を柔らかく頂く方法は、焼き方ではなく、お酢を使った下準備にあります。お酢の酵素が肉のたんぱく質を分解し、お肉をやわらかくするのです。
手順(お酢が決め手)
- 包丁の先で1cm間隔に筋を切る
- フォークの先でお肉の表裏に深さ2mm程度の穴をあける(特別な調理器具なんて必要ない。フォークで充分!)
- お肉にお酢をかけて3時間ねかす(ちなみに3時間つけっぱなしにしても、お肉にお酢の匂いは付きません)
- お肉に塩とコショウをふりかけ下味をつける
以上が下準備。次に焼き方を書いてみる。
安いステーキ肉の焼き方
火加減の調節法
- フッ素樹脂加工のフライパンに油をいれずに点火(油はお肉から出る油で充分、お肉の油が出てきたら、にんにくを入れ香りをつける。香りが立ったらにんにくを取り出す)
- お肉の両面をじっくりこんがり焼く(ミディアムレアが好きな人は、強火で一気に焦げ目をつけます)
焼くときに注意することを2つ付け加えておきます。むやみに肉を反したり、押し付けたりしないこと。お肉の旨みが逃げてしまうからです。そしてもう一つ、お肉を裏返すときは、お肉から出た余分な油はキッチンペーパー等でふき取ることです。
まとめ
ステーキと一緒にトマトサラダ。私の定番です。トマト、キュウリ、シソをサッパリ系のドレッシングであえる。お肉の前に野菜をたっぷり食べておくと胸焼けもせず、血糖値も急に上がらないので健康にも良いのです。以上、筋の入った『安いステーキ肉』をフライパンで柔らかく、おいしく焼き上げる方法 、という話題でした。