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知っておくと楽しい知識をまとめて紹介

三島由紀夫の美意識を知る最も簡単な方法は『金閣寺』を読むことである。

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三島由紀夫はノーベル賞候補にものぼった戦後を代表する小説家の一人です。ぼくは彼の作品が好きです。読み返すたびに三島由紀夫の事細かな描写に度肝を抜かれます。


金閣寺は1956年に発行された三島由紀夫の小説。金閣寺の美に憑りつかれた学僧が、寺を放火するまでの経緯を一人称告白体の形で綴ってゆく物語。天才・三島由紀夫の「美意識」を知ることができる作品です。


美しくなきゃいけない金閣寺が退屈になってくる。しかしある日、尺八の音が金閣寺の周辺で漂った時突然イメージ以上に金閣寺が輝きだす。


目の前にある現実が美なのか、それともイメージの中の金閣寺が美なのか。どっちに軸足を置けばいいのかという美意識の葛藤。


読めばわかるのだが、この作品の大きなキーワードは「時間」です。


ということで


ぼくが愛してやまない三島由紀夫のプロフィールをかんたんに紹介しておく。


彼は(1925-1970)東京生れ。本名は平岡公威(きみたけ)。1947(昭和22)年東大法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも9ヶ月で退職、執筆生活に入る。


1949年、最初の書き下ろし長編『仮面の告白 』を刊行、作家としての地位を確立。主な著書に、1954年『潮騒』(新潮社文学賞)、1956年『金閣寺』(読売文学賞)、1965年『サド侯爵夫人・わが友ヒットラー』(芸術祭賞)などがある。


1970年11月25日、『春の雪―豊饒の海・第一巻』第四巻「天人五衰―豊饒の海・第四巻」の最終回原稿を書き上げた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。


彼は最後に壮絶な死を遂げたが、ミシマ文学はさまざまな言語に翻訳され、今でも世界中の人に愛読されている。


三島由紀夫の美意識が分かる「金閣寺」

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『金閣寺』(きんかくじ)は、三島由紀夫の長編小説。三島の最も成功した代表作というだけでなく、近代日本文学を代表する傑作の一つと見なされ、海外でも評価が高い作品である。金閣寺の美に憑りつかれた学僧が、寺を放火するまでの経緯を一人称告白体の形で綴ってゆく物語。戦中戦後の時代を背景に、重度の吃音症の宿命、人生との間に立ちはだかる金閣の美への呪詛と執着のアンビバレントな心理や観念が、硬質で精緻な文体で綴られている。それまで三島に対し懐疑的否定的な評価をしていた旧文壇の主流派や左翼系の作家も高評価をし、名実ともに三島が日本文学の代表的作家の地位を築いた作品である。



おわりに
今週は急に冷え込み体調を崩してしまいました。熱はないんだけど体が少しだるい。こんな時は横になって読書が良い。読んでは眠り、読んでは眠りを繰り返す。体と頭の疲れが癒される。



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