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知っておくと楽しい知識をまとめて紹介

シニアビジネス成功のために『ワン・ツー・ワン・マーケティング』の知識は欠かせない。

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まず学べ!


今日のシニア世代は介護が必要な方がいる反面、一方では元気なシニアが多数派であり、健康面、体力面での個人差が大きい世代である。


また、生活の価値観や生活スタイルも多様であり、若年層と変わらない需要側面もある。したがって、今日のシニア世代に対するマーケティング戦略は、高度成長期のように、すべての顧客に同一規格の商品やサービスを提供する大量生産大量消費型のマーケティングの方法ではなく、一人ひとりが異なるという視点で戦略を立てる必要がある。


つまり、シニアビジネスで成功を収めるためには、「ワン・ツー・ワン・マーケティング」の知識が必要不可欠なのだ。


ワン・ツー・ワン・マーケティングとは

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従来のマーケティングは、いわゆるマス・マーケティングといわれ、ある程度セグメンテーション化された中で顧客ニーズに合ったものとはいえ、最大公約数的な意味合いがあった。予め顧客層のターゲットを絞ってから製品を展開し、この顧客層が寄り多く存在する場所に対して販売促進をかけるのである。


これに対し、「ワン・ツー・ワン・マーケティング」とは、顧客一人ひとりとコミュニケーションを繰り返し個別仕様のサービスを提供するもので、「リピート購入」「上位の商品購入」「新規顧客紹介」の行動をとるように働きかけるマーケティング手法である。この手法は、顧客の識別を行うのに有効なデータベースが存在して初めて実現できる。


たとえば、EC(電子商取引)の世界では、企業が電子メールや顧客専用ホームページの提供によって、顧客との間に直接的な関係を確立することができることから、商品を提供する前に顧客のニーズをキャッチすることが可能となり、顧客ごとに最適な商品提案を行うことができる。デルコンピュータやアマゾンドットコムはまさに顧客関係重視による成功事例といえる。

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おわりに
今日のシニアは生活スタイルが多様であり、格差が大きいのが特徴であることから、「市場シェア*1」よりも「顧客シェア*2」の拡大の方が効果的な戦略であることは明白である。よって、シニアビジネスに関わる経営陣が成功を勝ち取るためには、「ワン・ツー・ワン・マーケティング」を深く理解し、正しく実戦しなければならない。

*1:市場占有率とは、ある市場における一定の期間において、対象の企業あるいは製品やサービスなどの、売り上げ高、販売数量、ユーザー数などの指標が、市場の中で占めている割合のことである。単に「シェア」と呼ばれることも多い。

*2:顧客内シェアとは、ある一顧客が購入した特定の商品群(便益)の購入金額(数量)に対する、自社商品(サービス)の割合を指す。この値により、競合商品と比べて、自社商品がターゲット顧客にどの程度浸透しているかがわかる。市場シェアとは違って、市場全体に占める割合ではなく、個々の顧客に占める割合を見ることから、自社や自社商品へのロイヤルティを測る指標となる。



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